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書籍詳細

タイトル
ふたりぼっち
サブタイトル
精神科ソーシャルワーカーからの手紙
編著役者名
助川 征雄 著
あらすじ
著者が精神科ソーシャルワーカーとして過ごした30年余りの体験記。精神障害者や支援者との「思いで」を手紙形式で紹介する。社会的な関心の高まりに応え、「ふれあい」の大切さと将来への展望を描く待望の一冊。
判型/頁数
四六判/242頁
価格
1,800円(本体価格 1,714円)/ 在庫 あり
isbn
4_86050_002_4
出版日
2002.3.12

読者への手紙ー「まえがき」にかえて

わたしの本を手にとっていただきありがとうございます。

この本にはわたしが仕事を通じて、出合い、ふれあいそして別れを余儀なくされた精神障害者やそれらの人たちを支援する人々のエピソードがたくさんでてきます。

この社会には、そのような人たちのさまざまな思いとは裏腹に、「精神障害者はこわい」「何をしでかすかわからない」という誤解やさまざまな壁があります。

あなたは、精神障害者に対し、どんなイメージをおもちですか?

わたしは、この30年余、「ひとりの人間としてつましく暮らしたい」という彼/彼女らの訴えと向き合ってきました。そして、「人間として生きたい」という魂の叫びに耳を傾ける努力をし、彼らのノーマライゼーション(復権)を願って支援活動に取り組んできました。

しかし、ひとりの人間を支えるということは、言葉で言うほどやさしいことではありません。「この人のために」と思って取り組んでも、拒絶されるだけでなく裁判に訴えられたり、自ら命を絶つことを選んだ人もいます。

その一方で、社会復帰しようと一生懸命がんばっている人たちから、感謝の言葉を贈られたときほどうれしいことはありません。

本書には、このようなことから、少しでも多くの方に

  • 精神障害者やその家族の声に耳を傾けてほしい
  • 彼/彼女らの思い、そしてわたしたち支援者の願いを感じてほしい
  • 目をそらすことなく、わたしたちの身近な問題として受け止めてほしい

という思いが込められています。また身近に感じていただくために、精神障害者や支援者の「ありのままの姿」を読みやすい手紙のかたちにまとめてあります。

どうか最後までお読みいただき、忌憚のないご意見・ご感想をお寄せください。そして、精神障害者を身近な存在として受け止めてください。

本書が後進の方々の何らかの道しるべ4になればこれに勝るものはありません。

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